Simplicityを2.5.8にバージョンアップしました。
主な変更点は以下。
- 言語ファイルを作成すれば様々な言語に対応できるようにした
- 英語用のen.po、en.moファイルを作成
- “Alt属性をキャプション表示”機能の不具合修正
- 特定のプラグインを除外してREST APIを無効にする仕様に変更
- Chromeで幅の広いテーブルがはみ出すCSSの不具合修正
- ad-widgetクラスの付加
Simplicityの英語対応
どこまで需要があるかわかりませんが、Simplicityをマルチ言語対応させてみました。
とりあえず、英語用の言語ファイルを作成したので、Wordpress設定の「サイトの言語」項目を「English」にすると、テーマが英語仕様で表示されると思います。
テーマカスタマイザー部分。
ウィジェット画面。
ただし僕は、あまり英語が得意ではないので、訳がおかしな部分も多々あると思うのでご了承ください。
「ここの英訳はこうした方が良い」なんて場合は、フォーラムにてご連絡いただければ幸いです。
詳しくは以下を参照してください。
プラグインを除外したREST API無効化
この仕様変更についての詳細は以下を参照してください。
現在はこれだけに対応しています。
- oembed(WPデフォルトの埋め込み機能)
- Jetpack
- Contact Form 7
あとがき
今回、初めてテーマのマルチ言語対応なるものをやってみました。
実際、テーマのマルチ言語対応は、やり方自体は単純で簡単でした。しかし、かなり面倒な作業ではありました。
いざやってみると、テーマ内845の文を翻訳する必要があり、翻訳後の文字数は3万文字くらい(空白含む)になりました。
英語化する箇所は、「こんな表記でいいのか?もっと良い書き方があるんじゃ…」と、かなり悩みました。ただ悩んでいたら終わらないので、そこはスッパリと、分からないところは適当にしたり、ごまかしたりしておきました。何か言及があれば直せばいいや的な。
とりあえず、よく知らないまま勢いに任せてやり始めたのは良かったのかも。この面倒さを最初から知っていたら、多分やらなかった。
でもテーマ製作当初から、機能追加とともに少しずつしていれば、そこまで大変なもんでもないと思います。
なので「テーマを作って後々マルチ言語対応させたい」なんて場合は、作成早々からやっておくと良いかも。