Simplicity1.3.3から子テーマでスキン管理ができるようになりました。
そのスキンの設定を組み込んだ「子テーマ(無印)」もバージョンアップしました。(その他すべての子テーマを編集するのは大変なので無印のみのバージョンアップです。)
子テーマでスキン管理ができるように
これまで、親テーマでしか行えなかったスキン管理が子テーマでもできるようになりました。
子テーマのskinsフォルダにスキンテンプレートなどを置いてカスタマイズしていけば、親テーマのアップデートなどで誤って上書きしてしまうことを防ぐことができます。
このようにすることで、マルチサイト運営をしていたとしても、1つの子テーマで、デザインのみをスキンで切り替えて利用することができます。
これまでは、デザインの違うサイトごとに別々の子テーマを用意して行わなければならなかった設定も、1つの子テーマを管理するだけで済むようになりました。(もちろん、CSS以外のカスタマイズを行っている場合は、別々の子テーマを用意する必要があります。)
スキンについて詳しくは以下を参照してください。
子テーマのfunctions.phpのスキン関数について
子テーマ(無印)のfunctions.phpに以下のような関数を追加しました。
// 親skins の取得有無の設定 function include_parent_skins(){ return true; //親skinsを含める場合はtrue、含めない場合はfalse }
このinclude_parent_skins()関数について説明します。
子テーマを設定した状態で、この関数の返り値をtrueにしていると、カスタマイザーのスキン設定で親テーマを含めたリストが表示されます。
返り値を、falseにしていると、カスタマイザーのスキン一覧には子テーマのものしか表示されません。
まとめ
こんな感じで、子テーマでもスキンを有効活用できるように機能を強化しました。
使い方によっては、子テーマの管理作業がかなり軽減できるようになると思います。
また、「レイアウトによる直帰率の違いテスト」や「デザインの違いによる広告収益テスト」なんてこともスキン切替によって手軽にできるようになるので、ぜひ試してみてください。