先日、一部古いサーバー仕様の問題で、Simplicityも利用しているFont Awesomeのアイコンが表示されないという報告がありました。
せっかく、Simplicityを使おうとレンタルサーバスペースを借りてみようという方がおられたとしても、まともに動作しないのではいけません。
ということで、Simplicityを利用するのに推奨するサーバーを、以下で紹介したいと思います。
本気でブログをするならエックスサーバー
もしこれからWordpressでブログを始めようという方で、本気で読者を呼び込むサイト、もしくは収益化しようと思っているサイトを始めるなら、エックスサーバーが一押しです。
僕は、もうサイト運営を10年以上やっていて、その間いろいろなサーバーを使ってきました。その使ったことのあるサーバーで最も満足度も高いサーバーがエックスサーバーです。
他の個人が使うレンタルサーバーと比較してみて、僕は以下の点が優れていると思います。
- 回線が強い
- 処理スピードが速い
- 容量がブログでは使いきれないくらい多い
- マルチサイト運営ができる(無制限)
- サーバーの操作パネルがシンプルで初心者でも使いやすい
- WordPressのインストールも簡単
- サポートにメールすると超丁寧に教えてくれる
- これだけのサービスでありながら月たったの1000円(税抜)というコスパのよさ
回線が強い
まず、エックスサーバーを使用してきて、その回線の強さには驚かされます。
僕は、このSimplicityサイトと、寝ログというブログをマルチサイト運営しているのですが、2つのサイトを合わせると、月に百数十万PVになります。1日の最大は4万を超えることもあります。その他に運営しているサイトを含めると、さらに、もう少し上乗せされます。
この負荷は、月1000円のレンタルサーバーにしては、かなりのものではないかと思います。しかし僕は、これまで高負荷でエラー表示されたところを一度も見たことがありません。(※追記あり)
僕のサイトでは、これらのアクセスをファイルキャッシュプラグインを使わず以下の方法のみで運営しています。(※追記あり)
方法としては、ブラウザキャッシュとリソースの圧縮のみを行っているのですが、これだけでも快適に動作します。1日2万PV来た一番最初の時は、この高速化すら行っていなかったので、もう少しアクセス数が増えても大丈夫なのではないかと思っています。
追記:2015年7月
その後、Analyticsのアクティブユーザー数が1000を超えたくらいで高負荷でアクセス制限されました。
その後初めて、ページキャシュプラグインをインストールして運営しています。
アクティブユーザー数が200もあれば月に100万PVは余裕で超えると思います。
特に、キャッシュプラグインのような負荷軽減設定していない状態でおよそ1000アクティブユーザー数のあるアクセスに耐えられるのであれば、十分すぎるくらい強いサーバーと言えるのではないでしょうか。
処理スピードが速い
僕はこのサーバーの処理スピードというのは結構重要だと思います。
僕は以前、某安いサーバーを使ってWordpressを運営した事があるのですが、管理画面を移動するとき、プラグインをインストールするとき、テーマをインストールするとき、記事を投稿するとき、何をするにしてもエックスサーバーと比べて、5秒以上余計に処理時間がかかってしまいます。
一つ一つを見てみたら、わずか数秒のことかもしれませんが、1つ記事を書き上げるだけでも、何回もプレビューして確認したり、アイキャッチを選んだり、いろいろと時間がかかるものです。
そういった一つ一つの細かな処理スピードが遅いと、かなりのストレスになります。
その点、レンタルしたてのエックスサーバーでは処理が圧倒的に早いです。激安サーバーを利用して、ちょっとした処理をする事に、5秒、10秒とロスをしていては、結局大事な時間を損をしているような気がします。(※アクセスが増えるごとに処理も重くはなりますが、アクセスが増えて重くなるなら本望です。)
エックスサーバーは月1000円、激安サーバだと安いもので200円ちょっとです。エックスサーバーを利用して処理時間のロスを無くすだけでも、800円の価値は十分すぎるくらいにあると思います。
豊富な容量200GB
僕の運営しているブログでは、毎回アイキャッチを設定していますし、画像を多めに利用しています。
ですので、一般的なブログよりは、画像の使用量がかなり多い方だと思います。
そういった画像使用量の多い記事を、1年近くほぼ毎日書いてきました。
それで、使用した容量が3.2GBです。エックスサーバーは容量を200GBまで使えます。
このペースでいけば、あと60年はブログを書き続けることができます。
もちろん、上のプランにアップグレードすれば、ディスク容量も増やすことができます。
マルチサイト運営が無制限
エックスサーバーでは、ドメインもしくはサブドメインを追加する事に、同じレンタルスペースで、複数のサイトを運営することができます。
冒頭にも書きましたが、当サイトも寝ログと、マルチサイト運営をしています。
もし、サイト上に失敗して、別に新しいサイトを立ち上げるときにも、わざわざ新しくサーバーを借りる必要がありません。
サーバーの操作パネルがシンプル
エックスサーバーの操作パネルはこんな感じです。
ほぼ全ての機能が一覧になっていて、どこに何があるのかが一目瞭然です。また、項目ごとにしっかりと分りやすい説明がついているので、「どのような機能なのか?」「どのようなことができるのか?」で悩むことはまずないと思います。
WordPressのインストールが簡単
サーバーの「自動インストール」機能からWordpressを自動でインストールすることができます。
特に難しいこともなく、作業は10分もかからないと思います。
サポートが丁寧
エックスサーバーを利用していて一番驚いたのが、そのサポートの丁寧さです。
エックスサーバーでは、メールサポートの他に、電話サポートまであります。
僕は、メールサポートの方をよく利用していて、疑問に思った事を質問したりしているのですが、営業時間内ならば、最低3時間以内にメールの返信が来ます。それも、ものすごく丁寧な文面で。
僕は質問後、丁寧に教えてもらって、うれしかったので、最後にお礼のメールを書きました。
ただ、単なるお礼のメールでオペレーターの方の手を煩わせるのも嫌だったので「返信は不要です。」と書いたのですが、丁寧な文面で「また、何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。」という趣旨の返信が返ってきましたとさ。
ここまでやれるサーバーはそう無いと思います。
値段が安い
これまで書いてきたような、素晴らしいレンタル環境でありながら、値段が月1000円(税抜)というのが、なんというか「本当にこの値段でいいの?」という感じになります。
回線は強いし、スピードは速いし、容量も豊富、ハード面だけでもかなり良いものを揃えていると思います。
それでいて、迅速で丁寧なサポートつき。メールで返信をくれるオペレーターの人にも、ちゃんと給料が払われていて人件費がかかっているはずです。
それでいてこの値段、「コスパ良すぎだろ!」と思うのは僕だけでしょうか。
まとめ
最初、いくつかレンタルサーバーを紹介するつもりで、この記事を書き始めたのですが、エックスサーバーが抜きん出ていて、紹介する必要性を感じなくなりました。
他に、もっと安いサーバーはあるにはあります。僕も使っていたことがあるのですけど、処理の遅さから結局、料金以上の時間を無駄にしていたような気がします。
結論として、個人が本気でブログを始めようと考えていて、コスパを優先するならエックスサーバーが最良の選択だと思います。
サイト エックスサーバー
もう少し安いサーバーがよければ
もう少し、月々の料金が安いレンタルサーバーがよければ、wpxクラウドがお勧めです。
こちらは、月々500円(税別)から利用することができます。
通常のエックスサーバーより、多少スペックは落ちますが、アクセス数が増えてきたときは、グレードを上げることで簡単に対応することができます。
wpxクラウドの運営もエックスサーバー社なので、安定性とサポートのよさには定評があります。
サイト wpXクラウド