Simplicity2.4.9よりJetpackによる管理者用PV表示機能を追加しました。
以前もWordpress Popular Postsプラグインを用いた、管理者用PV表示機能はありました。
けれどJetpack機能を用いたものは、多少動作が違うので、説明したいと思います。
「管理者用PV表示」機能の使い方
まず、「外観→カスタマイズ→管理者機能」に以下のような「管理者用PV表示」機能を追加しました。
- 表示しない
- WordPress Popular Postsで表示(高速。一覧にも表示)
- Jetpackで表示(遅い。ページアクセス管理画面へのリンク付き)
「Wordpress Popular Postsプラグイン」もしくは、「Jetpackの統計機能が有効」状態でないと、「表示しない」項目しか表示されません。
以下では、それぞれの機能について説明します。
WordPress Popular Postsで表示
「Wordpress Popular Postsで表示」を有効にすると、一覧ページでは以下のように。
投稿・固定ページでは以下のように表示されます。
利点
Popular Postsを用いた、PV表示の利点としては以下になります。
- カウントがデータベースに保存されているので表示が高速
- 一覧ページのエントリーカード等にも情報が表示
難点
反面、難点としては以下のようなものがあります。
- Popular Postsはサーバーに結構な負荷をかけるプラグインである
- ページごとの解析画面へのリンクはない
おすすめの使い方
ということで、Popular PostsによるPV表示は以下のような方に向いています。
- 一覧ページでPVを表示したい
- 表示はできるだけ高速な方が良い
- トラフィックが少ないので多少サーバーに負荷をかけても大丈夫
Jetpackで表示
JetpackでPVを表示するには、Jetpackのサイトから統計情報を取得する必要があるので、多少表示は遅いです。
なので、一覧ページで取得すると、不具合かと思われるほど遅くなるので、ブログカードなどには表示しない仕様になっています。
投稿・固定ページでの表示は以下のようになります。
内容については、左から以下のようになります。
- Jetpackの統計機能を利用開始してからのアクセス数
- 月(直近30日)のアクセス数
- 週(直近7日)のアクセス数
- 当日のアクセス数
- ページの解析画面へのリンク(グラフアイコン)
ページごとの解析画面へのリンクがあるのが大きな特徴です。リンクをクリックすると、こんな感じで詳細な分析結果が表示されます。
利点
Jetpackを用いたPV表示機能の利点は以下になります。
- Jetpackのアクセス統計はサーバーに負担をほとんどかけない
- ページごとの個別解析画面を表示できる
難点
反面、難点は以下のようになります。
- Jetpackのサーバーから解析結果を得るので表示が多少遅い
- データ取得が遅いので一覧ページでは表示されない(やろうと思えば表示できるけど使い物にならないくらい遅い)
おすすめの使い方
ということで、Jetpack利用は、以下のような方におすすめです。
- 負荷によりサーバーからWordpress Popular Postsの利用は控えろと言われている
- ページごとの解析画面を見たい
まとめ
今回の機能追加により、サーバーの負荷軽減をしている人で、Popular Postsを使用できない人でも、管理者用にPV表示ができるようになりました。
どちらも一長一短ある機能ではありますが、うまく利用すれば、自分のサイトのページ毎アクセス状況を、ある程度理解する上での手助けになるかと思います。
コメント
ブログカードな「の」には表示しない仕様になっています。
→「ど」ですね!
この度は、誤字脱字のご報告ありがとうございます!
僕の場合、一度記事を書いてしまったら、満足してしまってあまり自分で読み返すことはなくて、自分では誤字脱字をまず発見できないので、本当に助かりました。